セラピストにむけた情報発信



2009年のセラピスト対象オープンユニバーシティ



2009年2月16日

2009年度,首都大学東京オープンユニバーシティにて,セラピストの皆様を対象とした2つの講座を開講する予定です.ご関心のあります方は,奮ってご応募いただければ幸いです.

●1日で学ぶ知覚と認知の世界:基礎編

<日時> 5月31日(日)10:30−16:10

<会場> 首都大学東京飯田橋キャンパス

<概要>
最近のリハビリテーションでは,運動イメージやアフォーダンス知覚など,知覚や認知の側面に介入することで,患者の運動改善をサポートすることの効果が期待されています.本講座ではセラピストの方々を対象に,知覚や認知の基礎知識を,1日で集中的に学習する機会を提供することにあります.講座では特に,自らの身体の状態に気づくこと(わかる)と,身体を適切に動かすこと(できる)の複雑な関係について,わかりやすく解説いたします.

第1時限:意識経験と注意
第2時限:眼球運動と身体運動
第3時限:潜在的な運動制御,運動の認知的制御

*本講座は,樋口貴広・森岡周著「身体運動学−知覚・認知からのメッセージ」(三輪書店)の内容に即しています


●リハビリテーションのための心理学入門

<日時> 8月9日(日)10:30−16:10

<会場> 首都大学東京飯田橋キャンパス

<概要>
どんなに優れたリハビリテーション法を確立しても,それを実践する患者さんが心的苦痛を感じれば,継続的な訓練ができず,効果を上げることはできません.本講座では,患者さんのやる気や自発的態度を促す方法として,コーチングのスキルや心理学の基礎知識について解説いたします.

第1時限:リハビリテーションにおける心理的サポートの意義
第2時限:コーチング入門:基礎編
第3時限:コーチング入門:実践編



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